常陸国より、関東八平氏が起りました。

平国香、貞盛、常陸、武蔵の総大将となった、平将門。

領土の拡大、受領した領地の名前を名乗りだした、武士。

常陸、行方地域を領有し、行方忠幹。

四人の息子、小高為幹、嶋崎高幹、麻生家幹、玉造幹政と名乗ります。

後、行方四頭と言われた、始まりです。

大和朝廷による、「王朝国家体制」が出来上がります。

朝廷から派遣された国司、受領と呼ばれ、絶大な権力、軍事力を持っていました。 それに反発し始めた、地方の豪族。 又豪族同士の権力抗争もあり、調停に乗り出したのが、平将門。 板東諸国を統括。 自らを「新皇」と呼び、朝廷に歯向かいます。 朝廷からの鎮圧を受けたのが、同族の平貞盛、藤原秀郷。 「押領使」に任命、将門を追い詰めます。

ここで治安維持の専門職として、武士が台頭してきます。 平安後期、地方政治は、派遣受領から、在庁官人、住み着いた豪族の手になります。 桓武天皇の一族、後武蔵七党もこの時代から、活躍します。

11世紀後半、陸奥国での乱。 「前9年の役」「後3年の役」、源氏に率いられ戦場へ。 1156年、京都「保元の乱」が起り、是も源 頼義、義家、義朝らに率いられて、出向きます。

1180年、源頼朝が挙兵。 1185年、源義経らによって「壇ノ浦」にて平家が滅ぼされました。

1213年、常陸、相模、武蔵の武士の総大将、和田義盛との戦い「和田合戦」が起ります。 武士の勢力地図が新たに為ります。

1333年、後醍醐天皇、足利尊氏、新田義貞の時代へ。 京幕府の拠点、六波羅探題を、足利尊氏が攻撃。 幕府打倒を目指し、新田義貞も立ち上がります。 歴史上有名な戦い、小手指での、武倍河原での戦が始まります。 常陸国を拠点としていた、南朝軍を破り、関東を制覇。

1336年、足利尊氏によって、室町幕府が開かれます。 

1343年、常陸国攻撃の戦に出陣した、日野、土淵郷の武士、山内経之が書いた文書が、高幡不動の中から見つかった「体内文書」として、残っています。 心ならずの出陣、後の領地を心配する心が、胸を打ちます。

朝廷をトップに抱き、命令を実行する部隊の長が、征夷大将軍。 奈良、京都が中心地。 経済的な面でも、西日本は豊でした。 関東は文化、経済に於いては、まだまだ開発途上でした。 山に対しては、恐れと憧れ、信仰を持ち、開発開墾する場所は沢山在ったのです。 開墾権を与えるのも、国司でした。 戦国時代となり、負ければ取り上げ、褒賞として与えられました。 心ならずの参戦、自領を認めてもらう為に、出陣したのです。 褒章として与えられた領地、日本の各地となります。 武士に与えられた官位、これは朝廷からの褒美です。

1590年、「小田原の戦」、関白秀吉の号令、関東の覇者、目障りな小田原北条氏を討伐する事に、連合軍が進撃しました。 進撃の途中の北条方の城は、落とされて行く。 北条氏照氏の居城、八王子城は、たったの一日で、落とされました。 この事が大きく関係して、小田原城の無血開城にとなります。 北条氏が滅ぼされ、関東地域の武士の勢力地図は、大きく塗り替えられたのです。

平家滅亡となった、壇ノ浦の戦い。 嶋崎氏も参戦、先陣を切る手柄を上げ、亡くなっています。 褒章はありました。 行方地域を領有し、行方忠幹。 鹿島神社との関係が深いのです。 常陸国大掾一族が、代々鹿島大使役を務めました。

重幹ー至幹 長男には、四人の男子があり、多気、下妻、東条、真壁氏へ。

        女子は、源頼義に嫁ぐ。

  −吉田を名乗った二男、清幹。 長男盛幹には、十人の子供があり、吉田、白方、多良崎、勝倉、藤  

        佐久、市毛、武田、堀口、道理山、石川、谷田、馬場、石崎、大野、栗崎、山本氏らが。

    清幹の二男、行方忠幹。 小高、長山、嶋崎、麻生、玉造氏と。

    清幹の三男、鹿島を名乗る。鹿島成幹。 四人の男子と二人の女子が居ました。 徳宿、安房、畑

             田、菅谷、神野、鹿島、宮崎、仲居、梶山、阿玉、立原、林、中村、沼尾、田野辺氏ら

    清幹の長女は、佐竹義業の妻と。

鹿島神社の造営、運営に深く関ってきた、大掾一族。 常陸国内だけでなく、相模、武蔵他にも、一族から出向き、其地に深く関り、住み着いたと想われます。 相模、武蔵、鹿島の近くにある、一族の姓の多さがある意味、それを証明していると考えられます。

 1951年、常陸国33館の領主は、秀吉、佐竹連合の謀略により、一挙に滅亡へと向かいました。

20万石以上とされた領地は、佐竹氏の配下に。 其々の場所に造られた城は、壊されたり、名前が変わったりと。 東国、関東の支配地図は、関白秀吉連合の「小田原の戦」終了後に、大きく変化し、日本国として、一つの国家への道を、歩み始めます。 この戦いの意味は、非常に、大きかったと考えられます。

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